仕手株は一年を通して常に活発に動いているわけではありません。
特に証券市場が上昇局面のときはあまり動きません。何故なら仕手株は株価の安い銘柄を高騰させ売り抜くことを目的としているので、株式市場が上昇局
面で市場全体が高騰しているときには動きづらいからです。
そのため出来高の少ない、調整局面のときに仕手筋が仕掛ける傾向にあります。市場全体が調整局面に入ると、買い材料が少なくなります。
そんな時に仕手筋が仕掛けた銘柄のみが上昇していくと、市場から注目をあび、当該銘柄が高騰する可能性が格段にあがります。
出来高の多い市場だと思惑買いが集まりませんが、出来高の少ない調整局面では
動き出すと、その流れに乗ろうとする投資家が増え、仕手株が動き出します。
こうなったら仕手筋の思惑通りで、当該銘柄の業績や実績とは関係なしに株価が上昇していきます。そして動くところまで動いたら仕手筋は一気に売りに転じま
す。
こうした仕手株の動きに注意するためにも安易な買いは避け、その企業の業績や市場全体の動きにも注意を払う必要があります。